2017年3月27日月曜日

新住協 北海道地区大会in十勝 での感想。見た目編

 折角北海道は帯広まで行ったのだからと、見学させて頂いた建物も良~く見てきたつもりですので、この目で見た感想を...

①断熱の厚さについて
北海道新住協の会員さんの造っている住宅で、断熱では「外断熱だけ」は無い。
壁では充填断熱に外部付加断熱が多く、高性能グラスウール換算で200mm~240mm程度。
それ以上のお宅も有りましたが、まだ少数派でした。理由はコスト。やれば良いってもんでも無いようです。
 1地域で上記のようですから、弊社のロックウールでの300mmもそこまで必要ないのかも。コスト比較の上で再検討が必要と思いました。

②換気について
熱交換型の第一種換気を使っている会員さんが意外と少なかった。
代表理事の鎌田先生は、「熱エネルギー計算すれば、直ぐに解るだろ!」って、気合を入れてらっしゃいましたが、会員さんらは「掃除や配管の取り回しが大変で~...」って。
その言い分も、確かに!

③空間構成について
見せて頂いたお宅は、住んでいらっしゃるものから建築中まで、すべて全館暖房。
程度の差はあれ、長野県北部に多く見られる居間だけ暖房はありませんでした。
吹抜があったり、高い勾配天井だったり、スキップフロアなど、全館暖房だからこそできる間取りで、信州よりも自由度が高かったのでビックリしました。