2017年11月7日火曜日

超断熱住宅のエアコン

 超断熱の住宅にはエアコンが2台付いています。
1台は6畳程度の能力を持つ夏用で、冷気を吹き下ろすため2階のホール周りに設置しています。7月から8月の間に使用して、24時間連続運転で全館を27℃に保つ冷房費は2,000円弱/月という燃費です。
 もう1台の冬用は8畳程度の能力で、暖気を床下に吹き込むため1階の床付近に設置しています。11月から4月まで使用して、24時間連続運転で全館を20℃に保つ暖房費は6,000円/月という燃費です。

夏用エアコンは通常の天井付近に設置しているので、温度設定は本体の温度センサーにより制御されてリモコンの指定通りに運転するのですが、冬用は床付近に設置するため温風のショートサーキットにより本体の温度センサーが上手く働かず、設定温度より大分低めで運転を休止してしまう事があります。
近年のエアコンはお利口さん過ぎて、センサーによる温度制御プログラムが自動運転するので、設定プログラムにない設置や利用方法では思い通りに働かない様です。

 そこで、スカイホームでは温度センサーを本体から離し、建物の1階中央付近に別に設置する事にしました。モデルハウス23にてこの方法を試したところ、概ね設定通りの運転状況となったので今後にマイナーチェンジとして活かして行く予定です。

 また、ショートサーキットの問題にも現在取り組んでおりエアコンの吸入口の形状変更を試験中ですので、良い結果が得られれば改善して行く予定です。



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