こんにちは。
木島村にて上棟いたしましたＴ様邸の屋根葺きが終了致しました。
棟の先端が尖った特徴のある屋根デザインとなっています。
じつはこの屋根形状には理由があって、豪雪地域の木島平村では積雪が3Ｍ～もなるので雪降ろしをしなくては建物がつぶれてしまいます。
そこで屋根を急こう配にして自由落雪の方法を取ります。
その際、棟先端に帽子のように被った雪を左右に割ることによって落雪を促す非常に理にかなった仕組みなんです。
もちろん外周に雪が積もりますのでスペースも必要です。
私は日本中の豪雪地域の屋根では当たり前の光景と思っていたのですが、北海道の方とお話しをした際には、以外にもこの地域限定の方法らしくビックリしたことを覚えています。
内観もこだわりがたくさん詰まっています。
完成が待ち遠しいですね。
