2020年3月23日月曜日

なぜ、あたたかい家をつくるのか?5/6

 真冬の信州、しかも北信地方で吹抜があっても暖かい、しかも光熱費が少なく気兼ねなく暖房して居られる家を模索している中、国ではゼロ・エネルギー住宅(ZEH)の普及を推進し始めます。


 住宅新築後、35年ローンが終了した頃にその子供たちがまたローンを組んで新築するのは人にも環境にも優しくないので、それを止めるように「長期優良住宅」という三世代に渡って使える住宅ってイイね!と賛同しましたが、ZEHもエネルギーの自給自足を促す政策で素晴らしいと賛同し、取組を始めます。

 ここで太陽光発電システムが、FIT(固定価格買取制度)と共にZEHのエネルギー収支の収入面の鍵となります。
いくら断熱性・気密性に優れた家でも屋内から屋外へエネルギーは少なからず漏れてしまいます。南面の大きい窓から日射によってエネルギーを取り込む事で天気の良い日中は相殺できますが、吹雪くような日と夜間はエネルギーを補充してあげなければ冬暖かい家とは言えません。このエネルギー補給を太陽光発電システムとFITが受け持ちます。

 天気の良い春から秋までの日中に発電する電力が、夜や冬の日射のない時期の電力エネルギーを賄って余りあるのです。夏を中心とした3シーズンに働いた電力貯金で、冬に多い電力消費を補うのです。

 また、この頃、暖房でも大きな転機が来ました。
それまで、深夜電力を利用した蓄熱暖房機を多用していましたが、電気代1に対して発熱が1という効率でしたが、電気代1に対して発熱6という効率を誇るヒートポンプを利用した高効率エアコンが登場して、冬でも温まり全館を1台で暖房できるようになっていました。

 これを利用した韓国オンドルのような床下エアコンシステムを行っている設計士さんがいるとの情報を得て、暖かい家の造り方を推進していた「新住協」に加盟して、このシステムも導入することになります。

 2013年夏、断熱・エアコン暖房・太陽光発電システムを統合したゼロ・エネルギー住宅をモデルハウス20号として設計し、2014年冬から展示場としてオープンしました。


 

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