2021年2月24日水曜日

除雪講習会を開催させて頂きました

  先日、長野県建設業協会と須坂建設事務所(長野県の出先機関)の協賛で除雪の講習会を

開催させて頂きました。ここ何年か、この除雪講習会を開催しているのですが昨年は雪が少

なすぎて開催を断念致しました。本年はなんとか積雪もあるとの事で開催する運びになりま

した。講習場所は安全第一という事で一般車両が通行しない冬季閉鎖中の道路をお借り致し

ました。参加人数はメディアも含めまして35名ほど。

まず簡単に説明をさせて頂きます。この道路の除雪作業を皆さん普段ご覧になると思いま

す。おなじみの黄色の車両に写真のように【長野県】などと記載があります。ですがこの除

雪の車両に実際乗って作業しているのは県の職員の皆さんではなく、我々建設業が昼夜を問

わず作業をしております。県などから委託され除雪作業をおこなっております。またこの黄

色い除雪の車両はいくつかの種類がありそれぞれ特性があります。雪を寄せる作業が得意な

除雪ドーザー、雪を遠くに飛ばしたりダンプに積み込むのが得意なロータリー、雪を高速で

跳ね飛ばす除雪トラックなどなど。




昨年末に新潟県の関越自動車道起きたゲリラ降雪、同じく新潟県上越市高田では今年に入っ

て3日間で250センチの積雪があり、なんと36年ぶりだそうです。これらの除雪についても

全て我々建設業がこの除雪作業をしております。

除雪の作業には大変危険が伴います。降雪時や吹雪の中での作業は大変視界も悪く危険で

す。マンホールなどが道路面から飛びている場合、そのショックでハンドルを胸部に当て骨

折することもあります。

除雪作業は知識や長年の積み重ねた技術が何より大切です。

本日は何名かの講師の方々に、業務大変お忙しい中丁寧に教えて頂きました。

そんな皆様方に感謝申し上げると共に、地域の皆様が安心して毎朝夕安全に通勤できますよ

うに我々も日々精進し技術を磨いていきたいと思います。

ちなみにこの除雪講習会で頂いたおやつのおやき美味しく頂きました。