2020年11月30日月曜日

地震対策だけじゃなく、ヒートショック対策も!

  冬将軍が迫ってきていますネ。

毎年の事ですが、スタッドレスタイヤや暖房の準備は万端でしょうか?


 7年前ですが、東京都健康長寿医療センターが報告した

「入浴中に急死する高齢者数ー冬場は夏場の11倍! 主な原因は脱衣室・浴室等の温度低下によるヒートショック」

によると…年間約17,000人もの人々がヒートショックに関連した入浴中急死をしたと推計され、その死亡者数は交通事故による死亡者数(4611人)をはるかに上回ります。

 交通事故との対比は良く聞きますが、新築時に一番気にされている耐震性との比較をしてみようとウィキペディアで日本の地震による死者数を100年間調べてみました。

これをグラフ化すると、
 地震のグラフでは、97年前の関東大震災と9年前の東日本大震災がが飛び抜けていますが、100年間の平均値は293人となります。
 大変な数ですが、ヒートショックの方は桁が違い、毎年17,000人と58倍です。
(グラフ右の黄色の棒グラフです。)

 地震対策に加えて、ヒートショック対策も新築計画の際には必須です!