2020年12月7日月曜日

良い不動産業者を選ぶ一つの目安

  土地の取引って皆さん、どういう印象をお持ちですか?

 弊社の宅地建物取引士は4名。会社としては宅建業免許を13回更新しているベテランの方だと思います。

 ですが、土地の取引は怖いものだという印象が強いです。特に買うときには…

弊社が土地を買うのは、住宅を新築される方に購入して頂くための開発・造成・分譲の場合が多いので、見たところは平らで建物が簡単に建てられそうでも、境界を確定するために立会を近隣にお願いしたり、農地であれば転用の許可を申請し、建物敷地とするには道路や上下水道の整備が必須ですし、、大規模な開発となれば県の許可を事前に摺合せるため時間が掛かります。昨今は水害のハザードマップも気になります。

 上記のような物理的な条件は当然注意を払いますが、更に注意が必要なのは権利関係です。

売主は本当にその土地の所有者なのか?ご家族内で代理をされる方の場合は、本当に委任を受けているのか?などなど、本人の売却意思確認が欠かせません。

 そして、価格。相場から売却価格を予定して、工事費や経費を差し引く試算をして買取価格を査定しますが、売主さんとの交渉はやはり毎回ドキドキします。

 では、売却時は?というと、やはりドキドキします。

土地取引は売買どちらも2段階方式が多く、契約時と決済時に分けて進みます。

 契約時には弊社などで契約書と手付金で約束を交わし、数ヶ月後の決済時には銀行の応接室などで司法書士立会のもと登記手続と残金決済で終了となりますが、関係者が皆集まる銀行応接室では重々しい雰囲気の中、多くの書類に関係者が署名・押印等の手続を見守るだけで生唾を飲み込む感じでヒリヒリします。

 当社は冒頭記載の通り宅建業免許を13回更新しております。土地のお取引については契約書、また重要事項に記載されている言葉も普段皆さんが聞きなれない言葉や内容が多々ございますが、お客様に対して慎重にわかりやすく丁寧にご説明させて頂いております。

最後に参考までに宅地建物取引業者には免許番号と言うものがあります。当社ですと【長野県知事(13)第1601号】ですがこの(13)と言うのが更新回数になります。更新は5年毎で(平成8年以前は3年毎)回数が多ければ多いほど取引も多く経験も多いということになります。宅地建物取引業者も様々ですが、あくまでこのカッコ内の数字はひとつの目安で考えて頂いても良いと思います。