2021年1月25日月曜日

住宅の営業マンに国家資格は必要?

  住宅の営業マンって何をする人でしょう?

 彼らに必要なものは?

①親身になってくれる人格

②人に接するコミュニケーション能力

③建築についての知識

④建物には土地が絶対に必要ですが、土地についての知識は?

⑤建築・土地についての予算が必ずありますが、お金の知識は?

 yahoo不動産の「教えて!住まいの先生」で、次のような質問がありました。

https://realestate.yahoo.co.jp/knowledge/chiebukuro/detail/14144481524/


「現状、※※ホームの住宅を気に入り、担当してくれている営業の方も誠実なので決めようかと考えています。

ただ、一つ気になったのが、その営業の方の名刺に「宅地建物取引主任者」等の国家資格が記載されていないことです。素人の考えだと、住宅という高価な物を販売する方は、皆さん取得しているのが当たり前だと思っているのですが、資格もなく仕事に就いている方は、業界では普通なことなのでしょうか? 知識に不安があるのでは? と少々勘ぐってしまいます。

業界にお詳しい方、宜しくお願いします。」


 回答の内、ベストアンサーに質問者が選んだのは下記でした。

「こんにちは。
現在新築中で引き渡し直前の者です。

HMの営業に宅建はいらないと思いますよ。
不動産取引をするわけではないので。

私がお願いしたHMの営業担当も宅建は持っていません。
その代わり1級建築士の資格を持っています。
正式には建築事務所の建築士が設計を担当しましたが、
担当営業にも色々と間取りのアイデアをいただいたりして
とても助かった事がありました。
実際は二人の建築士による合作で設計されたような家です。

営業マンの資格や知識はそれぞれですが、営業マンと個人契約
するのではなくHMと契約するわけですから、あまり考えすぎ
ない方がいいかもしれません。
大事なのは営業マンが知らないことに対してしっかりとわかる
人に確認し、資格が必要なことにはしっかりと有資格者が対応
してくれる事です。会社内の風通しがよく、企業全体でお客様に
対応するシステムや風土ができていれば、個人の資格は関係
ないと思います。
営業マンは契約を取るのが仕事です。施工は工務部がやりますし、
現場監督の資質によって管理状況も変わります。
様々な人との出会いで家は建って行きます。
HMがどんなに良くても実際に建てる下請けの大工さんが
いい加減な人であれば良い家はできません。
それでも現場監督がしっかりしていれば管理はできます。
これからもたくさんの人と関わって行くのですが、まずは
営業担当を信用できることが大事です。全ての窓口として
前面に出てくれる人であれば、今後の行程も楽です。

資格ではなく人物そのままを見ましょう。
良い家が建つといいですね。」


 他の回答の中には下記もありました。

「勉強するより、
仕事の方に熱心だ!
と言えば聞こえは良いのかもですが、
売れる営業マン+宅建合格知識があれば、
更に業績が良い営業マンである事に間違えないでしょう!

宅建試験は、
業界人(プロ)が受けても合格率25%未満です!
一般受験者だと15%前後です!

法令上の制限の事や特定軽減税率など、
明らかに宅建合格者のが知識あります!

プロとして、
必要な資格に関する勉強をして知識を得たうえで国家が認める一定レベルをクリアした者が宅建合格者であり、
また、
そのような者がサービスを提供するのが、
私は、
当たり前だと思います!

自動車整備士の資格所有者が一人も居ない工場に車検の依頼しますか?

医師免許ないモグリ医師が居る病院に行きますか?

ないよりもあった方が良いに決まってます!
ただ、
なくても単なる売り子さんならば、
法に違反しませんし問題ありません!

個人的には、
販売するクセに宅建も合格できない怠け者ならば、
信用するに値しませんね~!
最低限の努力もしていない者の仕事に取り組む姿勢に疑問を感じます~」

 さて、どう思われます?